一日一個で医者いらず 梅干し
一日一個で医者いらず 梅干し
https://www.chintai.net/news/2014/11/05/2253/
アンチエイジング、美容効果も!
梅干しに含まれる植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」には強い抗酸化力がある。老化現象は、身体がさびることと、よく例えられる。さび(酸化)の原因となる「活性酸素」は、シミやしわの原因になるほか、がんや生活習慣病の引き金になるとも言われている。梅リグナンは、この活性酸素の働きを抑えてくれるのだ。
疲れたときにも一粒の梅干し!
身体が疲れてきた時に、すっぱいものを食べたくなることはないだろうか? それは、体がクエン酸を欲している証拠。クエン酸は、体内でエネルギー源を燃やすだけでなく、疲労の原因となる乳酸を体外に排出してくれるのだ。肩こりに悩む人や、筋力作りをしている人にもオススメ。
インフルエンザ予防にも!?
和歌山県立医科大学の研究により、世界で初めて発見された梅干し由来のポリフェノール「エポキシリオニレシノール」。この成分には、インフルエンザウイルスの増殖を抑制してくれる効果があるそう。「梅干しを食べると風邪をひかない」という説は、これが由来かも?
胃潰瘍や胃がん予防にも効果あり
日本人の半数以上が感染しているといわれる、ヘリコバクターピロリ菌。これは胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんにも影響を及ぼすといわれる菌だ。この働きを抑制する「シリンガレシノール」が、梅干しに含まれている。ほかにも、アルコール性の胃潰瘍の改善に効果があることも認められている。
いいこと尽くしの梅干しだが、塩分の取り過ぎによる心配はないのだろうか? 実は、梅干しには血圧を下げる効果も確認されているため、それほど神経質にならなくても大丈夫。カルシウムや鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含む梅干しは、まさに天然のサプリメント! 1日2~3粒の梅干しを食べれば、健康な生活が待っているかも?
●監修 宇都宮 洋才(うつのみや ひろとし)
医学博士。専門は細胞生物学。言い伝えの域をでなかった梅干しの効能を国内外の共同研究によって医学的に解き明かす。“梅干博士”として知られ、マスコミや講演でも活躍。現在、和歌山県立医科大学准教授。
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